逆流性食道炎って?

食べ物を消化する強い酸(胃酸)が、胃から食道へ逆流すると「胸やけ」を起こします。
「胸やけ」が何度も続くと、食道下端の粘膜に炎症が起こり、「逆流性食道炎」になります。

自覚症状は?

  • みぞおちから胸の下あたりが焼けつくような感じ
  • 酸っぱい液体が口に上がってくる
  • 胸がしみる、痛む

いつ頃?

  • 食後が多い

進行すると?

  • 食べ物などが飲み込みにくくなります 。

逆流性食道炎は胃カメラで分かります。気になる方は、検査してみてはいかがですか?

コレステロールを下げると癌や脳出血になりやすい?

コレステロールを下げると、癌や脳出血になりやすくなると聞いたことはありませんか?
実際はそんなことはありません。

まずは癌についてですが、「血中のコレステロール値が低下した結果、癌になる」のではなく、「癌細胞がコレステロールを消費するため、血中のコレステロール値が低下する」のです。つまり、コレステロール値の低下は癌が原因となっていると考えられています。

続いて脳出血についてですが、確かにコレステロール値が低い方に多く見られます。その理由は、もともと栄養状態が悪いために血清蛋白やコレステロール値の低い方が高血圧など合併した結果、脳の血管が破れやすくなって脳出血が起こると考えられているからです。

したがって、コレステロール値の高い方がコレステロール値を下げる治療を行っても、癌や脳出血になりやすくなるということはありません。

食べ物を消化する強い酸(胃酸)が、胃から食道へ逆流すると「胸やけ」を起こします。
「胸やけ」が何度も続くと、食道下端の粘膜に炎症が起こり、「逆流性食道炎」になります。

あなたは大丈夫? ~メタボリックシンドローム~

  1. 肥満・・・へその高さの腹囲
    男性85cm以上、女性90cm以上
  2. 高脂血症・・・中性脂肪150mg/dl以上
    HDLコレステロール40mg/dl未満
  3. 高血圧・・・収縮期血圧130mmHg以上
    または拡張期血圧85m以上
  4. 糖尿病・・・空腹時血糖値110mg/dl以上

(1)に加え(2)~(4)のうち、2項目以上該当する場合、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と診断されます。

上記、症状に該当する方は一度当院医師にご相談下さい。

経鼻内視鏡とは?

カメラのついた細くてやわらかい内視鏡を鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸を調べる検査です。
口から挿入する内視鏡と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じさせません。
体にかかる負担も少なく、検査後はすぐに日常生活に戻れます。
気持ちを楽にして検査を受けて下さい。

~メリット~

  • 検査中に会話が出来るため、不明点や疑問点をその場で確認出来る
  • 検査中に医師と同じモニター画像を見ることが出来る
  • すぐに日常生活に戻れる
肺炎球菌ワクチンをご存知ですか?

肺炎球菌によって、引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防するためのワクチンです。
1回の接種で、5年間効きます。

高齢者の方にお勧めしています。
当院医師にご相談下さい。