「がん」「アルツハイマー型認知症」など疾患の早期発見につながる「ミアテスト」の受付開始
もし、「がん」と「アルツハイマー型認知症」のリスクを早期で知ることができたら。
当院は「がん」や「アルツハイマー型認知症」など疾患の早期発見につながる「ミアテスト」の検査契約を受けられる医療機関になりました。
早期発見がどうして重要?
かつてがんは治らない病気と言われていましたが、早期発見によって手遅れをなくすことができるかもしれません。転移がない場合は5年後も約90%の方が生存されています。また、アルツハイマー型認知症は完治させることはできませんが、早期の段階から予防に取り組むことで進行を遅らせることができます。
自覚症状がない間から定期的に検査を受け、予防に努めていくことが大切です。
ミアテストの特徴
ミアテストは、各臓器から出る疾患特異的な因子(マイクロRNAなど)を検出し、疾患の早期発見を行う検査です。疾患にかかると、疾患の細胞から分泌される小さな顆粒にマイクロRNAが封入されます。
その疾患特有のマイクロRNAを検出し、数量の変化を測定することで「がん」や「アルツハイマー型認知症」などの疾患を早期に発見することができます。 (マイクロRNAは早期から増加するので、がんの早期発見に有効ですが、数値の大小でステージを反映するものではありません。)ミアテストの検査項目
- ミアテスト(単独検査)
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- 乳がん・膵臓がん・アルツハイマー型認知症
- 疾患特異的なマイクロRNA(⼀疾患当たり数種類)の量(発現量)で評価します。
- ミアテストプラチナ
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※ミアテストプラチナは3項目以上よりの受付となります。
- 肺がん・食道がん・胃がん・大腸がん・頭頸部(舌)がん・肝臓がん・膵臓がん・腎臓がん・甲状腺がん・脳腫瘍・胆のうがん・前立腺がん(男性のみ)・乳がん・子宮頸がん(女性のみ)・卵巣がん(女性のみ)・アルツハイマー型認知症
- ⾎液中の⼩分⼦RNA全てのデータ(約1万種類以上)を取得し、量に加え配列情報を加味して評価するため、より⾼い精度と疾患特異性を実現した検査です。
検査から結果までの流れ
- 予約
- ミルテル検査契約医療機関である当院へご連絡いただき、採血を予約してください。
- 採血
- 採血するのは少量。問診と合わせても数分程度で終わります。
- 検査・解析
- ミルテル検査センターで届いた血液を解析します。
- 結果通知
- 採血から約1か月後、当院から結果をお知らせします。
「ミアテスト」紹介動画
ミアテスト検査結果についての留意点
ミアテストは、がんや認知症の有無を直接調べる検査ではなく、血液中のマイクロRNAなどの小分子RNAを解析することによって、がんや認知症に罹患しているリスクを評価する検査であり、確定的な診断結果をお伝えするものではありません。
特にがんにおいて、検査結果区分が「リスクA領域」でも、がんに罹患していないことを保証するものではありませんし「リスクD領域」でも、がんに罹患していないこともございます。ミアテストの検査結果だけに基づき自ら判断することはお控えいただき、ミアテストの検査結果の解釈や精密検査受診の必要性の有無については、医師による判断に従うようにしてください。