CT装置
最新型マルチスライスCT撮影装置
当院では、東芝製全身用X線CT撮影装置マルチスライスCT(16列)「Aiexion」を導入しています。
この装置は高速で回転し、短い時間で検査が可能な最先端マルチスライスCTで、従来の装置と比較して息を止める時間が短縮されます。
また細かい情報を得ることができ、腹部の血管や骨などの3D画像(立体再構成画像)を高精細に描出可能です。
さらに、X線の被ばくも従来のCT装置に比べ低減されています。
超音波検査
超音波画像診断装置は受診者への負担が少なく、リアルタイムに画像を確認できるため、幅広い臨床領域で使用されます。
当院で新たに導入されたコニカミノルタ、SONIMAGE(ソニマージュ)HS1は軟骨や筋肉などの描出能力が優れているのが特徴的で、太さ十~数百ミクロン程度の筋束や神経束の繊維構造まで鮮明に見え、高画質な画像が表示されます。
主に整形外科で使用しており、医師が説明をする際、患者様に理解を深めていただけるよう、診断画像上の描画を行うことができるので、わからないことや気になる部分を丸で囲むなど、画像をわかりやすく説明します。
東芝 Xario(エクサリオ)SSA-660Aは腹部一般の検査や循環器などの幅広い臨床領域で使用されています。
高画質の断層像を抽出し、血液についても微細な血管構造の表示が可能であり、特に心臓弁膜症・血栓症・心筋梗塞などの循環器疾患、胆石症・肝硬変・膵疾患などの腹部消化器系疾患を速やかに診断します。
乳癌検診もこの機器で行っています。
血圧脈波検査装置
心電図

不整脈や心筋梗塞などの病気を調べる検査です。
四肢と胸部に電極をつけて検査します。
実施時間は約20秒程度です。
超音波骨密度測定装置 AOS-100SA
骨の強度を調べる検査です。主に骨粗鬆症の診断に用いられます。
装置に片足をのせ、かかとに超音波をあて検査をします。
実施時間は約10秒程度です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気をご存知でしょうか?
SASは、快適な眠りを妨げるだけでなく、生活習慣病やメタボリックシンドロームとも関連する病気です。
いびきをかく、日頃熟睡感を得られない、起床時に頭痛がある、少し太り気味など。
当病院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療を行なっています。
ミアテスト
もし「がん」と「アルツハイマー型認知症」のリスクを早期で知ることができたら
早期発見がどうして重要?
かつてがんは治らない病気と言われていましたが、早期発見によって手遅れをなくすことができるかもしれません。転移がない場合は5年後も約90%の方が生存されています。また、アルツハイマー型認知症は完治させることはできませんが、早期の段階から予防に取り組むことで進行を遅らせることができます。
自覚症状がない間から定期的に検査を受け、予防に努めていくことが大切です。
ミアテストの特徴
ミアテストは、各臓器から出る疾患特異的な因子(マイクロRNAなど)を検出し、疾患の早期発見を行う検査です。疾患にかかると、疾患の細胞から分泌される小さな顆粒にマイクロRNAが封入されます。
その疾患特有のマイクロRNAを検出し、数量の変化を測定することで「がん」や「アルツハイマー型認知症」などの疾患を早期に発見することができます。(マイクロRNAは早期から増加するので、がんの早期発見に有効ですが、数値の大小でステージを反映するものではありません。)
ミアテストの検査項目
- ミアテスト(単独検査)
- 乳がん・膵臓がん・アルツハイマー型認知症
- ミアテストプラチナ
※ミアテストプラチナは3項目以上よりの受付となります。
肺がん・食道がん・胃がん・大腸がん・頭頸部(舌)がん・肝臓がん・膵臓がん・腎臓がん・甲状腺がん・脳腫瘍・胆のうがん・前立腺がん(男性のみ)・乳がん・子宮頸がん(女性のみ)・卵巣がん(女性のみ)・アルツハイマー型認知症